ダイヤモンドも割れる?硬度と取り扱いについて

ダイヤモンドはひっかき傷に対する硬さを表す物差し「モース硬度」において、10段階中の10、最も評価の高い宝石として知られています。

しかしそれはダイヤモンドが割れたり欠けたりしない、という意味ではありません。

この硬度はあくまで表面が傷つくことへの抵抗を示すもの。

ダイヤモンドには物にぶつかった際にどれだけ耐えてくれるのか、という衝撃への耐久性にひとつの特徴があります。

ダイヤモンドは結晶構造内の結びつきが比較的弱い方向に力が加わると割れる「劈開」という性質があり、

この性質を利用して様々なカットに整えられているのです。

そのため日常的な扱いにおいてダイヤモンドのリング等が硬い表面に強く打ち付けられたりすると、

「劈開」に沿って割れたり、欠けたりすることがあります。

よって当店としましては以下の3点に留意していただきたいと思っております。

 なるべく利き手ではない方の指に身に着ける

いくら気をつけていても、ふとした瞬間に手が出てしまうのはやはり利き手になります。

そのふとした瞬間の衝撃を避けることでジュエリーを長くお使いいただけます。

 家事、作業時はなるべく外す

お掃除や洗濯、特に洗い物の食器には注意が必要です。

 お出かけの際は装いの最後に身に着け、帰宅時は最初に外す

最初に身に着けると衣類へ引っかかったりします。

また、帰宅時に最初に外すとジュエリーを紛失しづらい利点があります。

ネックレスは一度落とすとなかなか見つかりづらい

あまり気にせずダイヤモンドリングを身に着けたい!という方には以下のようなデザインもお勧めです。

上記のデザインは爪がないタイプなのですが、オーバルシェイプダイヤモンドを挟むように留めており、

かつダイヤモンドが上に飛び出さないようにセッティングされています。

こちらは地金でバゲットカットダイヤモンド全体を包むように留められています。

これをベゼルセッティングといい、かっちりとした印象のジュエリーに仕上げる際によく採用されます。

(上記2デザインはよく似ていますが、ベゼルセッティングのほうが工賃が高く割高になる傾向にあります)

このようになるべく宝石を守るデザインがありますが、扱う際の心がけひとつで

数十年リモデルをせずに身に着けることができます。

世紀をこえて不変の美しさ宿すダイヤモンドジュエリーを末永くご愛用いただけましたら幸いです。

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